CUTTERS BRAND ~CUT~
ダイヤモンドカットの
グローバルスタンダード。
世界の至宝を輝かせてきた
カッターズブランド「EXELCO DIAMOND」。
原石のプランニングからカット・研磨の仕上げまで各セクションのプロフェッショナルが高品質を追求しています。
エクセルコの生み出した、
今もなお、世界最高峰のカット。
20世紀初頭にダイヤモンドに"輝き"という命を吹き込むことに決心を注いだのが、4代目のマーセル・トルコウスキーでした。
マーセルは数学的観点から輝きを追求し、世界で最も美しいカット「アイディアルラウンドブリリアントカット」を誕生させました。
ダイヤモンドに輝きという新しい価値を与え、誕生から100年を迎える今もなお、これを超えるカットは未だ開発されていません。
CENTENARY DIAMOND
デビアス100周年の記念事業として製作された、このグレードにおいては世界最高ランクの保険金がかけられたダイヤモンド。
6代目ガブリエル・トルコウスキーを最高責任者としてジャン・ポール・トルコウスキーも研磨チームへ参加。
原石:599カラット・
研磨後:273.85カラット
カラー:D・
クラリティ:IF
THE GOLDEN JUBILEE
世界最大のダイヤモンドで、原石はリンゴほどの大きさ。デビアス100周年の記念事業としてヨハネスブルグにて、7代目ジャン・ポール・トルコウスキーも研磨チームへ参加し製作。
タイ国王即位50周年の記念に「ザ・ゴールデン・ジュビリー」と名付けられ寄贈される。
原石:755.50カラット・
研磨後:545.67カラット
カラー:GOLDEN BROWN・
クラリティ:SI
すべての原石の買付から選定、プランニング、
カット、研磨、チェック、鑑定を行う現場スタッフ
全てのダイヤモンドの原石の買付から選定、 プランニング、カット、研磨、チェック、鑑定、販売まで全て自社一貫体制で行い、 一族伝統の理想的なカットを忠実に再現し、 卓越したカット・研磨技術から世界最高峰の輝きを実際に創っているのが、『EXELCO』の工場です。 美しく輝くダイヤモンドの過程を追いかけられます。
工場長・ニテシュ氏が語る
高い技術力、徹底した品質管理、最新テクノロジーを導入した、世界最高峰の輝き
現在この工場では、研磨士・鑑定士など、300名のエキスパートが働いています。 私と同じように15年以上働いているベテラン職人も多く、全員が自分の仕事に誇りを持ち、ダイヤモンドの製造に従事しています。 トルコウスキー一族伝統の理想的なカット『アイディアルラウンドブリリアントカット』をしっかりと実現するために、 工場内はプランニングルームや研磨ルームなど、主に8つのセクションに分かれており、 一般的な工場の約4倍にも及ぶ36もの細かいステップを踏み、時間をかけて生産しています。
ひとりが何セクションも掛け持ちすることは一切なく、 1つの工程に集中できる職場環境を整えています。 また、トルコウスキー一族伝統の理想的なカット『アイディアルラウンドブリリアントカット』をしっかり継承していくために、 1つのセクションごとにプロフェッショナルな管理責任者を配置し、正確に厳しくチェックしながら、 各セクションと連携を図ることで、工場全体として非常に高いクオリティを維持することができているのです。
プランニングルーム管理責任者・ジャック氏が語る
ダイヤモンドの最適なカット・研磨を設計する最重要セクション
この工場には、EXELCO の創始者であるトルコウスキー家7代目のジャン・ポール・トルコウスキー氏が仕入れた毎月6,000~7,000個のダイヤモンド原石が届きます。 トレーサビリティのしっかりした原石だけを仕入れていますが、 さらにこのセクションで“真の輝きを放つダイヤモンドとして研磨される原石であるか”をを専門スタッフが原石一つひとつを慎重にチェックします。
それをカラーごとやクラリティ(透明度)によって分け、専用の色測定装置でダブルチェックを行い、
デジタルと目視の両方で慎重に分析し、『EXELCO』が要求する高い基準を満たすダイヤモンド原石のみを厳選します。
そして、その選別した原石をどのようにカット・研磨すれば、最も美しい『アイディアルラウンドブリリアントカット』を実現できるかをプランニングします。
プランニングルームのスタッフはダイヤモンドが輝きを得るまでの全工程を理解し、完成形まで見据えて、原石をそのまま使うか、
二分割して使うかなど、ダイヤモンド原石の最適な分割・研磨計画を立てるのです。
天然のダイヤモンドなので、ひとつとして同じものはありません。その自然の美しさに私たちは毎日感動し、それらの個性を見極め、
原石と対談しながら、どのようにカット・研磨すれば輝きや魅力を最大限引き出せるかを常に考えています。
そしてそれが卓越した技術とこだわりによって、美しい輝きを生み出しているのです。
研磨ルーム管理責任者・ウィタヤ氏が語る
耳で聞き、手で感じ、目で正確に、より美しく。手作業で何工程も経て理想的なカットの仕上げ工程
機械を使って自動的に行っている研磨のプロセスも一部ありますが、仕上げは全て手作業で行っています。
それはトルコウスキー一族が受け継ぐ『アイディアルラウンドブリリアントカット』が57個のファセット(研磨面)で構成され、
非常に精密で正確な角度やプロポーションを必要とするため。
200年以上受け継がれてきた人の手による職人技と最新テクノロジーを組み合わせて、完璧な輝きを追求して創り上げています。
それこそ研磨師たちの非常に優れた感性が必要になります。
削った手の感覚だけでなく、研磨盤に当たる音を耳で聞きながら、目で見た感覚など、五感をフルに研ぎ澄ませながら1面1面研磨していきます。
一般的なダイヤモンド工場だと、ひとりの研磨師で全ての工程を研磨する場合が多いのですが、
ここではそれぞれのラインごとに研磨する面が決まっており、一人ひとりが決められた特定の面だけを研磨します。
研磨するたびにチェックを繰り返し行う、一切の妥協がない体制を敷いています。そのため、通常の研磨の約4倍もの工程が発生します。
ですが、ダイヤモンドの真の輝きを担保するためですので、妥協は許されません。
ダイヤモンド1ピース1ピースごとに、人間の指紋と同じように個性があり、研磨することで、その個性が花開いていきます。
本当に細かい作業を何工程も積み重ねていくことで、真の美しい輝きに1歩1歩近づくことができるのです。
コントロールルーム管理責任者・エドワード氏が語る
正しいプロポーションで研磨されているか細かくチェックした、高いクオリティ
1つの工程が終わるごとにコントロールルームに研磨中のダイヤモンドが運ばれ、 正しい設計図通りに研磨されているか検証を行います。 ファセットの配置、対称性、研磨の正確性をチェックし、OKであれば次の工程に進めますが、 少しでも粗さやムラ、非対称の研磨がされていたらやり直しになります。 逐一チェックするので時間はかかってしまいますが、なるべく細かくチェックしていき、手前手前で問題箇所を発見し修正していく方が、 高いクオリティを維持できるだけでなく、研磨しすぎてダイヤモンドの輝きを失うことを未然に防ぐことができます。
ダイヤモンドが0.15カラットであろうと1.5カラットであろうと、どの原石も同じ工程を経て、同じ配慮をもって扱います。 それは、当社の全てのダイヤモンドを同じ水準の仕上がりにするためです。 実際の作業は、3人1チームで行います。 まず目視で顕微鏡を通して研磨の品質をチェックし、そのあとに研磨して重さなど変化した細かいデータをデータベースに入力。 さらに角度やファセットの仕上がりなど、あらゆる数値を測定できる測定器を使って、正しいプロポーションで研磨されているかを最終確認します。 この積み重ねがあるからこそ『EXELCO DIAMOND』の輝きは完璧なのです。
グレーディングルーム管理責任者・アピロム氏が語る
最終チェックを行い、品質を守る、ダイヤモンドの輝きとグレードを決めるセクション。
ダイヤモンドを輸出する前の最終品質管理を行う場所がここです。
設計図に基づき、カット、研磨が正確に行われ、お客様にお届けするにふさわしい輝きとグレードを備えているのかをチェックします。
チェックして何らかの問題がある場合は、製造部門に戻して、修正してもらうことで最高品質を維持しています。
グレードに関しては、ダイヤモンドの4つのCである『色(Color)』、『透明度(Clarity)』、『重さ(Carat)』、『カット(Cut)』を確認。
さらに、ダイヤモンドの輝きを科学的に測定・評価する装置『サリネ・ライト』を用いて、ダイヤモンド一つひとつの輝きの状態を測定します。
ここまでしているからこそ、グレーディングルームで出した鑑定結果の9割以上が、日本の鑑定機関と同じ結果になっています。
数あるダイヤモンド工場の中で、最新装置を用いてこれだけしっかりと鑑定しているのはここだけだと思います。
だからこそ当社の全てのダイヤモンドが、カットの最高グレードと言われる『トリプルエクセレント』を獲得できているのです。
さらに50倍の 特殊スコープでダイヤモンドを見たときに、
精緻なカットの証とされる『ハート&キューピッド』を確認することができるのも当社が真のカッターズブランドだからこそです。
これだけの工程を積み重ねているからこそ、唯一無二の輝きを放ったダイヤモンドを世界中にお届けすることができていると自負しています。