エンゲージリング
サイドビューは、アームに傾斜がつけられています。それは、厚みを抑え、流れるような曲線と隆起する繊細で美しいレリーフを際立たせることと、着け心地(指あたり)を良くするためです。中世ヨーロッパの絵画から抜け出てきた女性のような、躍動感のある柔らかなラインを表現しています。
石座のフォルムは美しい流線型の面で構成され、爪のラインはしなやかさと強さがあり、優しさの中にもどこか芯の通った、女性を思わせます。また、ダイヤモンドの光を集め、照射する、エネルギーに満ちた強さを併せ持っています。
エンゲージリング
センターのダイヤモンドの真下、石座の中心から延びた光の通り道を突き抜ける光を、アームの内側に留めた1石のダイヤモンドに集めて、センターのダイヤモンドがより強く、特別な輝きを放つよう工夫を凝らしています。内側のダイヤモンドは、直接肌に触れることで、よりお二人の愛を守るための特別な力となるよう願いを込めています。
エンゲージリング
アームに留められたメレダイヤは、“浮き留め”と言い、通常の彫り留めよりもテーブル面が上に浮き出て留まっており、ダイヤモンドをより美しく輝かせます。
彫り留めのエンドの形状は、メレダイヤとアームが自然に馴染むよう、あえて彫りの線を入れずに仕上げています。